もともとIT業界に苦手意識があった学生時代の私は、就職活動を考える時期に東日本大震災に遭遇。親戚と携帯電話が繋がらず、安否すら分からない状況を経験し、交通や電気、水道が止まるなど不自由な生活を身近に垣間見ることで、社会インフラの重要さを初めて実感しました。
その経験と、近年ではAIやビックデータなどICTに関連する話題や言葉が世の中に浸透し、近未来的な世界が少しずつ現実に近づいてきているような感覚にも背中を押され、IT業界の中でも人々の生活基盤となる社会インフラの分野で活躍したいと考えるようになりました。
ADOCに入社前はエンジニア集団という固いイメージを持っていましたが、実際に入社してみると、自分たちの技術に固執せずに、積極的に外部企業と協働して、イノベーションを創造し続けていると感じ、同時にとても風通しの良い会社という印象を受けました。
現在はモバイル通信業務を担当し、モバイル基地局の機能が仕様通りに稼働しているか、シグナリングの観点から確認しています。また、プロジェクトの予算や人材管理などのマネジメント業務も担当。自分の仕事の結果が、世の中のモバイル通信に影響を与えているということにやりがいを感じます。
インフラ設備がなくてはならない現代社会において、与える影響の大きさに責任感も次第と強まります。これからも現場の実感を優先し、机上の理論や固定概念にとらわれることなく、現場に近い視点から実態を把握し、理解・判断することを常に意識して仕事に向き合いたいと考えています。
私たちが大切にしているミッションは、この思いを抱いて常に"チャレンジ"することです。 日々新しい技術やシステムが生まれていくIT業界で、その最先端に挑戦することを通じ、技術者自身と事業の成長を大切にしています。そのため、社員全員の「成長したい」「挑戦したい」という想いを柔軟に受け止めて、次の一歩をしっかりと支える体制を整えています。
たとえば、知識の定着とスキルアップ。入社後から行っていく各種育成プログラムはもちろん、定期的な研修などで新たな知識を習得。その後、知識を実際に生かせるプロジェクトにアサインしたり、より高度なポジションに携わって技術として習得するなど、決して学ぶことをゴールにするのではなく、経験と組み合わせて確実なスキル=現場力が形成できるように支援します。
そのほかにも、個人が目指したいキャリアプランへ向けて、若手から様々なポジションへの挑戦、資格取得やスキルアップのための育成もしっかりと実践。一人ひとりの将来の成長を見据えた手厚いサポートを充実させています。
・5GをはじめとするICT基盤技術の構築・運用を牽引し、世界と日本をつなぐ
・新しい製品サービスビジネスを加速し、ソフトウェア品質検証に革命を起こす
会社の土台固めにあらゆる知見を広げてきた10年、成長の軌道に乗った会社の組織や仕組みなどの社内整備に取り組んだ20年、そして技術力・サービス力の向上に注力した30年という時を経て、創立から着実にICTの重要な役割を担う企業としての成長を進めてきました。
そして次の40年・50年目へとたゆまぬ成長を目指す当社は、新規ビジネスの展開に向けた製品&サービスを新たな柱として、より多くの業界に貢献できる企業を目指します。 私たちは、現在地から近い将来を大きな成長を遂げる変革期と位置づけ、新たなビジョンに向けた更なる挑戦を続けていきます。
これは私たちがミッションやビジョンを遂行する上での行動指針です。常に顧客目線に立った技術サービスの提供を心掛け、それぞれの職域においてお客様の視点で物事を第一に考えて行動することを大切な価値とする、私たちが目指すべき姿を表しています。
「正々堂々」「一諾千金」「機会創造」「顧客視点」「現場主義」
その価値観を具体化し、企業文化として浸透させるために、この5つの言葉を行動規範として順守することで、お客様との信頼関係を築き、「人と社会を豊かにする」という約束を果たします。