ADOCインターナショナル

2024-03-26

脆弱性診断ツール『Seeker』とテスト自動化によって、高度な品質保証DXを実現

ICTエンジニアリングとテスト自動化ソリューションを展開する、株式会社アドックインターナショナル(本社:東京都立川市、代表取締役:小林 常治/以下ADOC)は、日本シノプシス合同会社(本社:東京都世田谷区、社長:河原井 智之/以下Synopsys)と同社のWebアプリケーション向け脆弱性診断(セキュリティテスト)ツール『Seeker®』に関するVAR(付加価値再販)契約を国内で初めて締結し、ソフトウェア品質保証の内部エコシステムを変革する高度なソリューションを提供します。

ADOCは企業の開発部門やITエンジニアリング企業向けに、ソフトウェア品質に関する様々な課題解決を支援し、品質の早期安定化と開発コスト削減を実現する品質保証DXサービス『AQUADOCX(アクアドックス)』を体系化。ソフトウェア開発における上流工程をサポートする「品質計画策定支援サービス」、開発・テストプロセスの効率化を実現する環境の整備から高いアジリティと柔軟な運用を支援する「開発&テスト環境構築ソリューション」、さらには高度な自動テスト適用によりサービスのQCDを向上する「テスティングソリューション」などを提供しています。

今後はVARパートナーとして、AQUADOCXサービスの下、Seekerの高度でセキュアな機能とAI搭載のテスト自動化ツールである『Eggplant』を連携することで、お客様のWebアプリケーション開発ライフサイクルの生産性を飛躍的に向上。これにより、脆弱性診断プロセスの前倒しを可能にする“シフトレフト”によるCI/CDの実装や、設計から統合、テスト、実装、ソフトウェア・デリバリまで、開発ライフサイクルにおける全フェーズのセキュリティ統合自動化を目指します。

Synopsys Seekerについて

近年、企業がDXを進める中で、Webアプリケーションのセキュリティリスクへの対応は喫緊の課題となっています。Seekerは業界をリードするWebアプリケーション向けIAST (Interactive Application Security Testing) ツールとして、Webアプリケーションの脆弱性診断を、アプリケーションが期待通りに動作しているか確認するための機能テストと同時に自動実行。迅速かつローコストで脆弱性を検出し、高度なアプリケーション・セキュリティを実現します。
■Seeker紹介ページURL:https://adoc.co.jp/solutions/product/seeker/

SeekerとEggplantの連携による「品質保証DX」の実現

AQUADOCXは、ソフトウェア開発におけるプロジェクト計画から設計段階にいたる上流工程をサポートし、開発・テストプロセスの効率化を実現する環境の整備、さらには高いアジリティと柔軟な運用、CI/CD導入のための自動テスト関連ツールの適用など、内部エコシステム(組織、文化、従業員など)の変革を支援し、本質的な品質向上を目指すDXソリューションです。

Seekerに代表されるIASTツールが十分な性能を発揮するためには、前提として効率性と網羅性(カバレッジ)の高い機能テストの実行が必須となり、高精度で圧倒的な網羅性を達成するEggplantとの組み合わせは極めて有効です。AQUADOCXサービスでは、両者の連携によってWebアプリケーションの脆弱性を網羅的かつ高精度、スピーディな自動検出が可能となり、品質保証プロジェクトにおける計画通りのリリースと手戻り工数を削減。従来のDASTツールまたペネトレーションテストの代替として、あるいはその実行要件を大幅にカットします。セキュリティ対応を早い段階から組み込むことでシフトレフトによるCI/CDおよびDevSecOpsの開発環境を実現することができます。

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