ADOCインターナショナル

2025-09-09

Salesforceテストを自動生成し、飛躍的な網羅率と更新・修正時の耐性を実現

株式会社アドックインターナショナル(本社:東京都立川市、代表取締役CEO:小林 常治/以下ADOC)は、Salesforce専用設計のテスト自動化ツール「Provar(プロバー)」の最新版である『Provar Automation V3』を発表します。本製品は、AI機能の強化とSalesforceのメタデータ(システムの構成情報)を活用した独自のメタデータ駆動型アプローチにより、更新や修正に伴う耐性とテストの効率性、網羅性を劇的に向上させ、手動作業を削減しながら、高いアプリケーション品質を確保できます。

また、今回の発表と同時にProvarのテスト自動化におけるAI機能やサービスの総称である「Provar AI」に関し、新しくProvar情報サイト内にその特長と目的、メリットなどを掲載する専用ページを公開したことをお知らせします。

■「Provar AI」ページ(製品情報サイト内)のURL:https://provar-adoc.com/provar-ai/

■Provar情報サイトのURL:https://provar-adoc.com/

「Provar Automation V3」について

Automation V3は、業界唯一の高い復元性/耐性(レジリエンス)とローコードでの直感的な操作性、スピード化を実現。Salesforceの頻繁なアップデートやカスタマイズに伴うテストの課題やリグレッション(回帰)リスクを根本から解決し、開発・QAチームの生産性向上と高品質なアプリケーションの迅速なリリースを強力に支援します。
Salesforce社自身も年3回のメジャーアップデートに伴うUI/UX、フレームワーク、およびAPI等の更新に関わる複雑なリグレッションリスク抑制のために、Provar製品を採用しています。

●Automation V3の主要なAI機能とメリット

Provarが提供するAI機能は、OpenAIやAWSといった信頼性の高いAIプロバイダーと連携し、Salesforceプラットフォームのテストにおいて、状況に応じた適切かつ効率的なレスポンスを生成します。

1. テストシナリオの自動生成機能

Salesforceの新規画面や既存の表示画面でフィールドをマッピングすることで、AI駆動のテストステップを自動生成します。これにより、これまでフィールドごとに手動で繰り返していた操作が不要になり、テストケース作成の作業効率が大幅に向上するだけでなく、Salesforceのメタデータに基づいてフィールドの特性を分析し、状況に最適なテストケースを自動で生成。これによりテストの精度をさらに向上し、再現性の高いテストケースを短時間で生成できます。

2. テストデータの自動生成機能

Salesforceの各フィールドに対応するテストデータをCSVファイル形式で自動生成します。 この機能はSalesforceのメタデータを参照し、各フィールドのデータ型(文字列、数値、日付など)を自動判断し、それぞれに最適な形式のテストデータを生成。手作業によるデータ準備の負担を軽減し、短時間で網羅性(カバレッジ)の高いテストデータセットを実装します。結果として、テストデータの網羅性が大幅に向上し、より信頼性の高いテストを実現できます。

●Provarの「AI&メタデータ駆動」の優位性

Automation V3はAI機能と独自のメタデータ駆動機能を活用することで、Salesforceの変更や修正に対する非常に高いレジリエンスを発揮します。ProvarはSalesforceから直接メタデータを取得するため、一般的な自動テストツールのようにDOM構造の変化に影響されることなく、常に正確な要素を特定し、堅牢で安定したテスト実行を可能にします。

Automation V3のAI機能は、Salesforceのテスト対象要素を自律的に識別・追跡することができます。これにより、UIの変更があった場合でも、テストスクリプトを大幅に修正することなく、自動的に要素を再認識し、テストの実行を継続できます。AIとメタデータ駆動機能の強力で洗練された組み合わせにより、Salesforceアプリケーションのバージョンアップやカスタマイズが必要なケースで、Automation V3で構築した自動テストは高い耐性を発揮し、既存システムに悪影響を与えるリグレッションリスクを回避。テストサイクルのメンテナンスコストを大幅に削減できます。

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