OPCEL認定試験に一発合格、意欲が湧きました

CASE01 TIS株式会社様

アドックインターナショナルが提供するOPCEL資格取得を目指す研修プログラム。
受講いただいたTIS株式会社のIT基盤技術本部 IT基盤技術推進部 OSS推進室主査の倉持健史様(左)、同じ部署で入社三年目に弊社の研修を受け、OPCEL認定試験に合格された斎藤辰徳様(右)にお話しをお伺いしました。
受講を決めて頂いた経緯から、感想、改善点、今後の活かし方など有意義なお話しをお伺いすることができました。

網羅的な技術が求められる現場の課題

- OPCELとの出会いはどういった形でしょうか?

倉持様:
アドックさんとの出会いでいうと、LPIさんのイベントの案内がきっかけで…当時、OPCELの認定校が三社くらいしか無かったんですが、アドックさんがこれから始められるということで、知りました。
ちょうど同じくらいのタイミングで、去年、ハンズオンのセミナーがあって、どんな雰囲気で勉強会やるのかという雰囲気がわかったので、僕が参加して、詳しくお話しを伺って、TISがこういう状況なのでトレーニングやる際にはお声がけさせてくださいと。その時、ちょうど準備段階という話を伺っていたので、うちでも声をかけて、メンバーを誰にするか、準備を始めました。
去年の八月くらいに、アドックさんの方で準備ができたということでお願いした、というのがきっかけです。

きっかけのそもそものオープンスタックなんですけど、いま我々がいるのが基盤のチームでして、けっこう網羅的な技術力が必要とされている。クラウドというのも古臭いかもしれませんがこれからも必要な技術になってくるので、それを身につけるにあたってオープンスタックが外せないんじゃないかということで。
私が、基盤本部の推進役ということで皆さんに学習してもらおうと始めたんですね。
何百人もいるメンバーで全員にこれを教えるのは大変なので、厳選して手を挙げてくれた何人かにトレーニングを受けてもらうってことでお願いしたという形です。

- クライアント様の要望というよりはエンジニアのスキルアップを目指すということでしょうか。

斎藤様:
現状ではそうですね。
まだ、オープンスタックを使ってビジネスをするところまでは、日本の市場としてもまだまだなところはあるので、我々も駆け出しではあるんですが、エンジニアがいないと何も始まらないので、底上げから始めようと。
あと、他の資格試験と違うのが、かなり範囲が広いんですね。例えばデータベースならデータベースだけ、という感じなんですが、オープンスタックとなると、ミドルレンジまでの幅が広くていろんな知識を網羅的にできるということで、資格試験があると目標にして勉強できますし。
体系的に学習できるというのも一つです。
あとはオープンソースも強みのひとつで、自分でも試して勉強できる、というところと、今もクラウドでAWSとかAzureとかありますけど、そのへんにも通じる技術力が身についちゃうので、一石三鳥くらいのイメージで、これはやらなきゃいかんぞ、と特に若手のメンバーには伝えてます。
クラウドのテクノロジーを身に着けたいならとっかかりとしていいと思います。

三年目で経験した研修

- ありがとうございます。この研修はどのくらいのキャリアからの方が受けるのにふさわしいでしょうか?

倉持様:
三年目くらいですかね。一年目はそれ以外のことで一杯だし、三年目くらいで社会人として少し波に乗ってきたところでガツンとやったほうが、ガツンと伸びるスピードが速いと思います。
20代で必須にしてもいいかなと思います。クラウドのテクノロジーを身に着けたいならとっかかりとしていいと。
うちはそこそこ人数の多いSIerですけど、まだまだそういうところに取り組めていないというか、お客様のニーズに合わせてレガシーなシステムを作り直して、などあまり新しい技術を身に着けているメンバーがいなかったというのも課題としてありました。

- 社内での流れはどういったものだったのでしょうか。

倉持様:
斎藤とは去年の九月くらいから同じ部になって、一緒に仕事をしていて。
研修の前に、社内でオープンスタックってこういうもんだよ、っていう勉強会をしたんです。
これからこういう技術を元に、こういうエンジニアになっていかないとメシ食えないぞ、というような話をして。
僕の話を聴いていても身につかないので、あとあとこういうアドックさんのトレーニングを用意してるから、やる気があったらうちの部がお金出してあげるから受けろといったら、彼が手を挙げてくれて。無理やりではないです(笑)

斎藤様:
もともとオープンスタックっていう技術自体にも興味があったので、自分自身だけでやるよりもスピードを高めながら技術をつけられると思ったので是非やらせてくださいと言いました。

- オープンスタックを勉強し始めたのはいつですか?

斎藤様:
独学でも勉強していたので、そういう意味では2016年の頭から勉強はしていました。
その時は公式のインストールマニュアルから舐めていくだけですが、それでもこういう技術で作られてるんだって俯瞰はできるんですけど、もう少し細かい、アドバンスドな設定とかは自力でやるのは難しくて、そういうところを補えればいいかなと思って研修に臨んでました。

※ 研修には、弊社に来ていただくパターンと、弊社からお客様のほうへ伺うパターンがあります。今回は後者で、直接TIS様のオフィスで研修を行いました。講師一名に対し、8名の方々に研修を受けて頂きました。

斎藤様:
課題じたいは一つで、同じ環境が与えられて、目標に対して各個人が進めていこう、その間で質問などしあいながら、互いの疑問を共有しあって、高めていこうという内容でした。

研修に求めること

- 期間については?

斎藤様:
私の場合はまるまる二日間でした。

倉持様:
本当は、四日間から一週間のプランですが、なかなか四日間、エンジニアの時間を取るのが大変で二日間に凝縮していただきました。

- 率直な感想として、ためになりましたでしょうか?
二日間にまとめたので、知りたかった設定など理解して頂けたのでしょうか。

斎藤様:
そこに関しては、やっぱり基本的なところは、オープンスタックじたいよく知らない人前提で組まれていたと思うので、そういうところもあったんですけど、私はアドバンスドな設定にも興味あったので、質問すると答えて頂けて、そういう意味で、わからなかったところも補うことができました。

- 学習環境について、自宅でも使える内容をお渡ししているのですが、こちらはいかがでしたでしょうか。

斎藤様:
実際にあってよかったと思ってます。
やっぱりオープンスタックの環境ってある程度のスペックがないと自分で用意するのってハードルが高いんですね。
そういう環境を一ヶ月間、研修終わったあとも使っていいですよ、というのは非常に大きなものでした。
実際に研修が終わったあとも触らせて頂いて、教えて頂いたことを再復習することで、OPCELの認定資格を取得するときにもベースとして活かすことができたのでよかったと感じています。

- ありがとうございます。環境が一ヶ月で無くなったあともご自分で構築できましたでしょうか。

斎藤様:
はい、自分が事前に少し学習していたのもあるかもしれないですが、自分で研修で得た知識で実際に構築してみて、ということが実際にできました。
なので、アドックさんの研修の効果は非常に高かったと思います。

- 逆に、物足りなかった面などはありましたでしょうか?やはり、二日間でしたので。

斎藤様:
やっぱり二日間でしたので、全てのコンポーネントに対して十分な説明はなかなか難しかったのかなと思ってます。特にNovaですとかNeutronというのは、やっぱりクラウド構築する上でのベースになる部分なので、そこについてはかなり詳しく説明して頂いたんですが、実際にオープンスタックを動かす上で必須ではない部分、シンダーですとか、Swiftですとか、もっとオプショナルなアイロニックですとか、そういう部分になってくると自分自身が事前に持ってる、だいたいこういうコンポーネントなんだろうな、っていう知識以上のものはなかなか難しかったのかなと思ってます。

- そうですね、Swiftは本二冊くらい必要になってしまいますからね…。

斎藤様:
Swiftについても、リングの仕組みとか解説して頂いたので、そこはすごい勉強になったんですけど、そこをつきつめていくと、なかなか二日間の研修では説明しきらないので難しい部分かなと思ってますね。

-- そうですね、弊社でも半日以上かけてSwiftは教え込まないといけない部分なので、本当にテストについてのところしかSwiftについては教えることができなかったのかなというのはあります。
それはこちらの改善点ですね。

倉持様:
物足りなかったというよりはもっとこういうのがあったら、というのは?全体を通じて言うと。

資格取得は、自分の意気込みを高めることができた

斎藤様:
そうですね、けっこう、自分自身は満足していたんですよね。
なので、小さいことで言うと…Neutronのほうはけっこう仕組みが複雑なので、ネットワークエンジニアの人が集まっているわけではないので、そこの説明をより手厚くして頂けるとより良かったのかなと思います。

- ありがとうございます。今回の研修を受けて、その後、自分のためにどのように役に立てたか、将来的にどう役に立てそうかなど伺ってもよろしいでしょうか。

斎藤様:
はい、まず、なんで受けようかと思ったきっかけですけど、オープンスタックの技術って、インフラにおける技術を網羅的にカバーしていると思っていて、この資格ひとつ習得するっていうこと自体が、インフラエンジニアとしてのスキルのベースを高めるという意味だと思っていたので、受けようと思いました。
実際に受けて合格したんですけども、資格を持っているっていうことから、ある程度のベースの知識は持ててるんだ、という実感をより、持つことができて。
なので、そのベースとなるスキルを使って新しいことにどんどんチャレンジしてみようかなっていう気持ちが出てきました。実際の役立てるところっていうのはまだ難しいんですけども、自分の意気込みを高めることができたというのは非常にエンジニアとしては大きいのかなと思っています。

役立てるのは難しいと言ったんですけども、オープンスタックのちょっとしたツールを作る案件があって、OPCELを受けて、そのスキルを使って、そのツールを作ることができたと実感しました。

将来的には、今あるOPCELよりも上位のOPCELも出てくるのかなと思ってまして、今持っているOPCELのスキルがベースとなって、より上位のOPCELの資格を取ることにも役立つのかなと思ってます。

今後もオープンスタックの技術を活用してトライしていきたい

- 今後はクラウドとかオープンスタックを中心にやっていくこともあるのでしょうか?

斎藤様:
実際に機会があればやっていきたいと思ってますね。というのも、今やっていること自体が、インフラの構築、保守、運用を自動化していくということなので、直接クラウドの環境を構築する現場ではないんですが、実際にそういう機会があれば、どんどんオープンスタックを活用した自動化のソリューションであるとか、オープンスタックの知識を活用して、実際の環境を構築する部分にもトライしていきたいと思っております。

- なるほど。今後、技術が発展していく中で、弊社の研修をどういった人が受けたら役に立つと思われますでしょうか。

斎藤様:
基本的には自分自身の中でも、オープンスタック自体を使ってシステムを構築していくお客さんは
まだそんなに多くないのですが、どちらかと言うと、OSSなので、誰でも気軽に触れることはできるんですよね。
なので、インフラエンジニアとしてのベースのスキルを上げるという意味で活用していくことが大きいのかなと思ってます。
そういう意味で、一年目とかのインフラエンジニアの方々にやってもらうのはなかなか難しいかと思うんですよ。なので二年目から三年目、入って社会人として慣れて、インフラの技術に興味があって、ベースのスキルを高めたい、といった方々に受けて頂くとより効果があるんじゃないかなと思ってます。
実際に、私が三年目で受講して資格を取ることができたので、自分みたいな人が受けると効果が高いのは実感してます。

- いま、興味があるのはどんな分野でしょうか?

斎藤様:オープンスタックにも関係あるんですけど、今やってることって、Web三層の構築を自動化しようとしていて、その部分に今、興味があります。
なので、DBサーバー、アプリケーションサーバー、Webサーバーを、オープンスタックの環境で作って、インスタンスとして、サーバーをあげてみて、実際に連携してみて動いたね、すごい、っていうところを勉強してます。

- ありがとうございました。