2025-06-06
Salesforceのバージョンアップに継続的に対応し、回帰テストの煩雑さから解放
Salesforce向けテスト自動化ツール『Provar (プロバー)』の国内総代理店である株式会社アドックインターナショナル (本社:東京都立川市、代表取締役CEO:小林 常治/以下ADOC) は、本年6月15日に予定されているSalesforceの最新メジャーバージョンアップであるSalesforce Summer’25リリースに対応する、「Provar Summer ’25 リリース1」の提供を開始します。
ProvarはSalesforceプラットフォームと自律型AIエージェント「Agentforce」に対応するテスト自動化ツールです。メタデータ駆動型の高い復元性 (レジリエンス) を備え、Salesforceの開発やカスタマイズ等に伴うテストプロセスにおけるさまざまな課題を克服。高度な自動化によって最新のアップデートに適応する高信頼・高品質なアプリケーションの早期リリースを可能にします。
■Provar製品サイトのURL:https://provar-adoc.com/
「Provar Summer‘25 リリース1」について
Salesforceは年3回のメジャーアップデートにおけるUI/UX、フレームワーク、およびAPI等の更新に関わる複雑な回帰テストのために自身がProvar製品を採用しています。こうしてProvarはSalesforceの品質向上に深く関わるとともに、最新リリースにも速やかに追随、対応しています。
●本リリースの主要な機能追加・修正の内容
① 自動化スクリプトの保守性にかかわる修正
・Salesforce Summer‘25における変更に伴い、作成済みProvar自動化スクリプトの動作に影響の出る箇所を修正し、テスト自動化スクリプトが従来通りに問題なく実行できることを保証します。
・主な修正ポイント
-「リストタイプ選択時に、リスト用の新たな検索フィールドが導入されたこと」への対応
-「活動タイムライン」「リストにおける空白列の値」における、DOMの変更への対応
-「Case Merge画面」「高度な検索画面」「Field Serviceオブジェクト」における、メタデータ変更への対応
-Salesforce CPQ* Summer’25 (v256) との互換性への対応
※Salesforce CPQ(現Salesforce Revenue Cloud)は、製品サービスの構成・価格設定・見積書作成を効率化するため
のクラウドベースソリューション
② 各製品機能の強化
【Provar Automation】
(1) リード取引開始後画面の自動化機能強化
・リード取引開始後の遷移ビューを含むテストケースの作成が可能になります。
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(2) Salesforce要素識別子の強化
・Salesforce要素を識別するロケータから、堅牢ではない属性とプロパティを削除し、自動化の安定性と堅牢性を向上します。
(3) Salesforceページレイアウト機能に対する自動化機能強化
・長いレコードタイプ名 (31文字以上) に対するアサート処理が可能になります。
・レコードタイプ名に特殊文字 (「♪ / * [ ] : ?」) が含まれている場合も、正常処理が可能になります。
(4) Excel書き込み処理における不具合を修正
(5) Excel読み込み処理における不具合を修正
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(6) Selenium Grid3との統合における不具合を修正